巡礼4日目。
あなた熊野から来たんでしょう?カミーノ・デ・クマノのことを知りたいの。と、マドリッドから来たアデルに話しかけられました。
カミーノ・デ・クマノとは、熊野古道のこと。
東京に住んでいたことがあるそうで、サンティアゴ巡礼の道と熊野古道の共通巡礼のことをご存知でした。
昨日私がリニーたちと熊野古道の話をしているときに通りかかって、気になっていたようです。
ぜひ熊野古道を歩きたいそうで、熊野までのアクセスや、熊野古道のモデルコース、日本の四季などについて楽しくお話しして、Buen Camino!(よい巡礼を!)と声を掛け合って別れました。
そういえば、Buen Camino!って日本語では何て言うの?といろんな国の方に聞かれます。
「よい巡礼を!」と答えますが、なんだかしっくりきません。
Buen Camino! のような、覚えやすく、親しみやすい言葉が熊野にもあればなあ…と、声を掛け合うたびに思います。
4日目の行程は、カスタニェーダからペドロウゾまでの、約26km。
土の道や林の中はいいのですが、アスファルトや石畳の道は、足への負担が大きく、強い日差しが容赦なく照りつけて、体力を消耗していきます。
こまめにワセリンを塗っていましたが、ついにまめが出来てしまいました。
写真3枚目は、高森玲子さんたちのロケの様子。道中、撮影隊はロケをしながら、我々はプロモーションをしながらがんばって歩いていますが、ひとり体調を崩してしまいました。
巡礼4日目を終えて、残すところあと約19km。みんなが巡礼を達成できますように…
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