巡礼を終えて…サンティアゴ・デ・コンポステーラ滞在中に開催されていたWTC(World Trails Conference)の、サンティアゴ巡礼の道&熊野古道の合同セッションに参加しました。
世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道の核心エリアを有する、和歌山県・田辺市長の挨拶から始まったセッションでは、熊野古道&サンティアゴ巡礼の道の共通巡礼と両巡礼道の類似性についてのプレゼン、パネルディスカッション、各国からセッションを聴きに集まったトレイル関係者との質疑応答などが行われていました。
前職の元同僚、ブラッド・トウルのプレゼンを聴いて、一緒に熊野古道のPRを担当したり地域の受入態勢を整えていた頃がとても懐かしく…共通巡礼を終えたタイミングでこのセッションに参加できたことを、とても嬉しく思います(*^^*)
セッション終了後は、道中せっせとスタンプを収集した共通巡礼手帳を握りしめて、サンティアゴ・デ・コンポステーラ市観光局のオフィスへ。
熊野古道&サンティアゴ巡礼の道の共通巡礼達成を申請していたら、前職時代にエクスチェンジスタッフとして研修に来ていたヨランダと再会!
お互いの近況を報告し合い、記念撮影♪
両方の巡礼を達成した人だけが手にすることができる記念ピンバッチをいただいて、無事共通巡礼者として認定されました!
記念ピンバッチにデザインされている三本足の八咫烏は、熊野のシンボル。
そして、ホタテ貝はサンティアゴ巡礼の道のシンボルです。
現在、世界中で約1,500人の方々が、共通巡礼者として登録され、下記HPで紹介されています。興味のある方はぜひHPをご覧ください↓
歩けばそこが道になる…これからも、両巡礼道の友好と、それぞれの保全・保存、またその道を愛し訪れる人々が途切れず続いていくことを願っています(*^^*)
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