春の熊野古道・中辺路踏破ツアーfrom Chinaの終了後、参加者が思いがけず好日庵に連泊してくださることになり始まった、ツアー海の章♪
スタートはもちろん白良浜から…のんびりと温泉や海辺の散歩を楽しんで、すっかりリフレッシュしたあとは、やっぱり熊野古道を歩きたいよねえ、ということで、好日庵から一番近い熊野古道・大辺路の「富田坂」へとご案内しました。
まずは好日庵の最寄りの駅・JR白浜駅から、ひと駅先のJR紀伊富田駅へ。
可愛いイラストが彩る無人駅の構内で、イラストと同じポーズをとって記念撮影♪
桜並木が美しい高瀬川沿いを進み、長沢芦雪ゆかりの禅寺・草堂寺の脇から古道へ入っていきます。
「七曲がり」とも呼ばれる、大辺路最初の難所である富田坂を登っていくと…白浜の街並と太平洋を見渡せる、この眺望!
中辺路とはまた違う、大辺路の魅力ですね♪
新緑とツツジが彩る気持ちの良いルートを抜ければ、一気に林道を下って、ゴールの安居の渡しまで。
当時はここから渡し舟で対岸へ渡り、仏坂の登り口へ向かったそう。
いまも、事前に予約をすれば舟で対岸へ渡ることができます。
安居から最寄りのJR紀伊日置駅までは、本数はかなり少ないですが、コミュニティバスが運行しています(要予約)。
所要時間約5時間、約15kmのウォークを終え、また白浜へと戻りましたが、サンティアゴ巡礼の道・約300kmを踏破した健脚の参加者にとって、熊野古道中辺路の約65km
+大辺路の約15kmではまだまだ物足りなかったようで…那智勝浦からずっと、大辺路を歩いて紀伊田辺まで戻れたらいいのになあ、とのご意見が。
常々、熊野古道中辺路と大辺路をループ状に歩いて、紀伊半島南部を一周することができれば、熊野はもっとすごい巡礼地になる!と思っていたので、嬉しい宿題をいただいた気分です♪
これから少しずつ、まずは自分が大辺路を踏破していきたいと思っています(*^^*)
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